近年、学生の就活はナビ離れが進み、スカウト型の採用手法が注目を集めています。中でも「OfferBox」は、新卒向けスカウトサービスとして、多くの企業に活用されています。本記事では、OfferBoxの概要や特徴、企業が導入するメリットを採用担当者の視点で解説します。関連記事【実例公開】OfferBox(オファーボックス)の開封率・返信率向上の段階的改善施策!実データから導いた成功ポイントOfferBoxとは?サービス概要OfferBoxは、株式会社i-plugが運営する新卒向けスカウト型就活サービスです。学生が自己PRや学業・課外活動の実績を登録し、企業がそれらの情報を閲覧して直接スカウト(オファー)を送る仕組みです。2023年時点で登録学生数は約22万人、利用企業は8,000社以上にのぼる国内最大級のプラットフォームです。項目内容サービス名OfferBox(オファーボックス)提供企業株式会社i-plug(アイプラグ)サービス種別新卒向けスカウト型就活サービス登録学生数約22万人(2023年時点)利用企業数約8,000社以上主な機能学生への直接オファー、適性診断、プロフィール検索など運営企業:株式会社i-plug項目内容会社名株式会社i-plug(アイプラグ)設立2012年事業内容HRテック領域におけるサービス開発・提供代表的サービスOfferBox、適性診断「AnalyzeU+」など実績経産省支援プロジェクトへの参画、導入企業8,000社以上OfferBoxが企業から選ばれる理由|4つの強みを解説OfferBoxが多くの企業に支持されているのは、「待ちの採用」ではなく「攻めの採用」を可能にするからです。以下に、企業がOfferBoxを選ぶ理由を4つの視点からご紹介します。1. 企業主導の攻めの採用が可能営業志望の学生、海外経験のある学生など、条件に合った人材に直接アプローチが可能です。自社にマッチする学生を自ら探せる選考意欲のある学生と効率的に出会える応募が集まりにくい職種・地域でも母集団形成が可能2. 適性診断「AnalyzeU+」でマッチング精度アップOfferBoxでは、学生が251問の設問に回答する適性診断「AnalyzeU+」の結果を企業側も閲覧可能です。学生の性格・行動特性が視覚化される面接設計や配属計画に活用できる入社後のミスマッチ防止にも有効3. 高い学生の質と多様性難関大学出身、グローバル志向、起業経験など多様な学生が多数登録。全国の国公立・有名私大をカバーモチベーションの高い学生が中心地方志向・専門性重視などテーマ別で検索可能4. 使いやすい管理画面と運用サポート直感的なUI/UXで、初めての導入でもスムーズに運用可能。学生の関心度やログイン状況が一目でわかるテンプレート付きでスカウト文面の作成も簡単分析・改善サイクルを支えるレポート機能も搭載OfferBoxの料金体系はどうなっている?|料金プランをわかりやすく解説OfferBoxの料金体系は、企業の採用計画や母集団形成の目的に合わせて柔軟に設計できるのが特徴です。基本的には「年間利用料」をベースに、利用規模や採用成果に応じたオプションが用意されています。以下に、一般的な料金構成をまとめます。項目内容初期費用あり(プランにより異なる)年間利用料基本料金。学生検索・スカウト送信機能などの利用権成果報酬一部プランで発生(例:学生の内定承諾や内定出し時など)オプション費用スカウト通数の追加、レポート機能の強化、サポート拡充などOfferBoxの料金プランプラン料金オファー枠早期定額型75〜250名120〜400枠成功報酬型38万円 / 名40枠柔軟なプラン設計が可能採用人数や予算に応じたカスタマイズができるため、中小企業から大手企業まで幅広く導入されています。「スカウト数を増やしたい」「短期集中で成果を出したい」といったニーズにも対応できます。詳しくは公式サイトをご覧ください!OfferBox活用のポイント|成果を最大化するための3つの工夫OfferBoxをより効果的に活用するためには、単なる導入にとどまらず、戦略的な運用が鍵となります。1. ターゲット層を明確にする「どんな学生に来てほしいか」を事前に定義しておくことで、スカウトの的確さと運用効率が向上します。2. 効果的なスカウト文面の作成こちらの記事で効果的な文面の作成方法をご紹介しています。併せてご覧ください。【新卒採用のためのスカウトメール例文集】書き方と実践ノウハウ学生のプロフィール内容を読み込んで個別対応「なぜ自社に興味を持ったか」を伝えるカジュアル面談・説明会など、参加しやすい接点づくりを意識3. 他サービスとの併用で効果最大化OfferBox単体でも成果は出せますが、キミスカやdodaキャンパスなど他サービスと併用することで、広範囲のターゲットにアプローチできます。【まとめ】OfferBoxは採用精度を高める有力な選択肢OfferBoxは、従来の求人広告やナビサイトでは出会えなかった学生と接点を持ち、より深い情報に基づいた採用判断を可能にするツールです。企業が「自ら探す」ことで、母集団の質とマッチ度を向上させ、採用活動全体の精度を高めることができます。採用の多様化と早期化が進む今、OfferBoxは新たな採用戦略を支える有力な選択肢と言えるでしょう。OfferBoxは、効果的なサービスですが、学生へオファーを送るのは、時間がかかります。また、オファー承諾を得るには様々な工夫も必要です。お困りの場合は、Scout Baseにご相談ください。